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栄運輸株式会社 社長のひとり言

当社は約50年もの長きにわたり、配送一筋に事業を行ってきた。
いかに安全を守れるかという、挑戦と経験を重ね、プロドライバーとしての進化と共に会社理念を支え続けている。
 
今の時代「不易流行」でなければ生き残れないが、自分の仕事に少しだけ自信と誇りを持っているため、どちらかというと「不易」に近い会社なのかもしれない。

 
昔の職人気質である。
時代錯誤かもしれないが、そんな会社があってもよいと思う。

 
以前、大手物流会社のキャッチコピーに「我々は、場所に届けるのではなく、人に届けるのである」というものがあったが、これには私も大変共感できた。

 
私たちの仕事は、荷主にとっては経費の一つでしかなく、生産性がまるでない。
そのためA地点からB地点に品物を届けるという作業は非常に単純で無機質に思える。
しかし、刻一刻とリアルタイムに変わる道路状況の中、安全に品物を届けることを生業としている以上、その作業は単純さの欠片もなく、当然そこには危険をも伴う。

 
その実運送を担っているのがプロドライバーである。
そして、我々は当然プロ意識レベルで安全を守らなければならない。

 
その為に、プロドライバーは常に平常心を保つ必要がある。
人は単純と思える作業を繰り返すうちに、その事本来の目的から意識が離れて仕事をするようになる。通常は何かお茶を飲みながら何かどうでもよいことを考えたりして、そこには充実感もなく安全など到底守れない。

 
「茶にあったなら茶を喫し、飯にあったら飯を喫す」

 
目の前の普通のことを普通に無心に行うことの中に、平常心の根本がある。

 
昨今のドライバー不足は、少子化・労働環境などの要因がいろいろあると思うが、私にはこれらの事だけが原因で人が集まらないのではないと思えて仕方がない。
人は仕事に意味を見出せなければ継続すら難しい生き物である。
ましてや労働環境が厳しいのであれば、尚更である。

 
そこに上記「キャッチコピー」である。まさに我々は、これらの視点で仕事を捉える必要がある。もし場所に届けることで満足しているドライバーがいるとしたら、それは仕事ではなく作業であり、作業とは体を動かす動作であり、仕事ではない、と当社では言っている。

 
そして、社会の役に立つといった気持ちでいなければならない。
ここまで来てやっと本当の意味での安全が守れる。


私が、先程からドライバー目線で物言いをする訳には創業者をはじめ、私自信ハンドルを握った経験からきている事と、社内外へ当社ドライバーの資質を知っていただくためである。

今年度、全車保険フリート優良割引契約において70%を達成できたのも、ドライバー自身の実績によるものであり、誇らしく思えたからである。
 
 
平成30年4月1日
 
栄運輸株式会社
     
        代表取締役社長  篠原 利行
栄運輸株式会社
〒372-0011
群馬県伊勢崎市三和町2529番地
TEL.0270-40-5670
 FAX.0270-24-9019

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自動車運送取扱事業
トータルリペアサービス事業
倉庫委託事業
工場内作業請負
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